地元釧路市にあるラジオ局「FMくしろ 76.1MHz」で毎週日曜日に「レッツベジたべる!」のコーナーを担当しています。
2023年最初の放送1/8(日)にご紹介した野菜は「ブロッコリー」。
栄養価が高い野菜の代表格にもかかわらず、あまり番組で取り上げていなかった可哀そうな野菜…やっと脚光を浴びることとなりました。
**良品の選び方**
・茎の切り口は、鮮度が落ちると茶色に変色したり、乾燥しています。“す”が入っていない、みずみずしいものを選びます。茎はツヤツヤしていて、傷がないものを。
・蕾は密集していてかたく締まっているものが良く、さらにこんもり盛り上がっているものが新鮮な証拠。蕾が開いていると苦みが出てくるので避けたほうが良いでしょう。蕾が鮮やかで濃い緑色をしているかどうかも大切なポイント!
**栄養価**
地中海から大西洋岸に自生するキャベツの一種で、未発達の蕾と茎を食用にします。
抗がん作用の高いと注目されるアブラナ科の一つで、カロテンとビタミンCの含有量はキャベツの4倍と栄養価が非常に高いです。他にもビタミンAやビタミンEを含み、この2つのビタミンを一緒に摂取することの相乗効果で、抗酸化力が高まるとされています。
スルフォラファンという成分にも抗酸化作用があり、解毒作用もあるため、がんを抑止する効果が期待できます。
αリノレン酸にはアレルギー症状を抑える効果があり、冬のうちからたくさん食すと花粉症予防に良いでしょう。
**食べ合わせ**
ブロッコリー+ニンニク・玉ねぎ・ピーマン・酢
=血行促進、高血圧予防、動脈硬化・心筋梗塞予防
ブロッコリー+赤ワイン・トマト・ナス・人参
=がん予防、若返り効果
ブロッコリー+マグロ・イワシ・大豆・オリーブ油
=老化防止、認知症予防、動脈硬化予防
ブロッコリー+レバー・浅利・ハマグリ・カリフラワー
=貧血予防、冷え性緩和、健脳効果、スタミナ強化
ブロッコリーは汁(スープ)にしみしみ系、絡み付きが好きです。スープカレーやアヒージョの具(しみしみ系)、シチューやグラタンの具(絡み付き系)などなど。と思うと、和食としてのレパートリーが少ない…少し研究の余地あり。
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