職場に定期的に献血車が来る。呼びかけられたら、とりあえず行ってみる性格。20代の頃、積極的にトライしてみたのですが…成功率は5回に1回。大抵、「血圧が低い」か「血液の比重が足りない」とお断りされます。。血の気(量)は多いのに、濃度は薄いらしい。血圧も、職場の階段5階まで往復してから挑んだのに、願い叶わず。
結果、今は足が遠退いてしまいました(ジュースだけ貰って来るのがさすがに申し訳なく…。)
そんな、血液と関係の深い「貧血」がテーマです。
【貧血とは…】
・酸素を送り届ける働きをする血液中の“ヘモグロビン”の量が少なるなることで全身が酸欠状態になり、血色不良や動悸、息切れ、疲労、倦怠感など、様々な症状が起こること。
・貧血には様々な種類がありますが、約60~80%と最も多いのは、ヘモグロビンの材料となる“鉄分”が不足することで起こる“鉄欠乏性貧血”です。
・鉄欠乏性貧血の主な原因は、食事からの鉄の摂取不足。そのため、十分な鉄を含むバランスの取れた食事は、貧血を予防する優れた対策となります。
【鉄欠乏性貧血になりやすい方】
・月経のある女性、妊娠・出産・授乳期になる女性、また、小学校高学年から中高年にかけての成長期です。出血や成長に伴って鉄の必要量が多くなると、普段に比べ不足しやすくなります。
・極端なダイエットなどによる栄養の偏り。私は、「〇〇ダイエット!」といった単品を極端に食べ続けるダイエットは全力で反対です。仮に、一時的に痩せたとしても、他の健康や美容面で大きな影響を受ける可能性が高いから。基礎代謝が落ちる、極端な食事制限にも反対です。
・仕事が多忙で食事習慣が乱れがちな男性も、貧血になる可能性は十分にあります。
【原因不明の不調…それは「隠れ貧血」のせい?】
・隠れ貧血(潜在性鉄欠乏性貧血)は、貧血の診断は出ていないものの、体内にストックされている鉄分が不足している、いわば貧血予備軍の状態です。
・貧血と同様、全身の倦怠感やめまい、やる気が出ない、不眠症やうつ、食欲不振などの症状があります。不定愁訴の多くがこの潜在性鉄欠乏性欠乏症で説明がつくとして「隠れ貧血」という別名が少しずつ認知されています。
・症状が重い場合は、専門の医療機関を受診して鉄剤を服用する必要がありますが、食事から十分な鉄を摂取することも、予防や改善に有効です。
寝込むような不調にならなくとも、毎日の生活の活力が減少してしまう身近な症状「貧血」。後編では、貧血の予防となる食生活のポイントをご紹介します。
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