ここ数カ月、夜10時には爆睡、朝6時半に寝ぼけながらも起きていたほど、毎日旺盛な眠気(笑)と戦っていましたが、今日に限り、4時半に目ぱっちり。5時には起床。思わぬタイミングで、朝活の目標が叶いました(長続きしなさそうですが)。
本日は、前回ご紹介しました「カラダを整える「貧血」(前編)」に引き続き、貧血を予防・改善する食生活のポイントをご紹介します。
【貧血を予防する食生活】
★朝食をしっかり食べる
貧血を予防・改善するためには、朝食をしっかり食べることが大切です。パンと牛乳!のみからもうひと手間加えて、できれば主食・主菜・副菜が揃ったバランスの良い食事が理想です。貧血の原因は、鉄やビタミンB12など、造血に関わる栄養素の不足が原因なので、1日のうち1回食べなければ、それだけの栄養素を摂る機会が減ることに。そもそも朝食を摂る習慣がない人は、少しでも何か食べることから始めましょう!
★鉄を十分に摂る
積極的に摂りたい鉄は、動物性食品に含まれる「ヘム鉄」と植物性食品に含まれる「非ヘム鉄」の2種類に分けられます。ヘム鉄は、非ヘム鉄よりも体内で吸収されやすいことが特徴です。吸収率が劣る非ヘム鉄は、鉄の吸収を助けるビタミンCとともに摂取することで吸収されやすくなります。吸収率が高いからといって、動物性食品ばかりに偏ることなく、どちらもバランス良く摂取することが大切です。
・ヘム鉄 レバー、牛もも肉などの赤身肉、鰹や鮪などの赤身肉
・非ヘム鉄 納豆、小松菜、枝豆、ひじき、厚揚げ、そら豆、水菜、ほうれん草
★造血ビタミンを摂る
葉酸とビタミンB12は「造血ビタミン」とも呼ばれ、血液の合成に必要な役割を担っています。葉酸は、水に溶けやすく熱に弱い性質があるので、長く水にさらしすぎない、加熱時間を短くする、野菜は生のまま食べるなどの工夫が必要です。ビタミンB12は、納豆や味噌、醤油などの発酵食品には含まれるものの、基本的には植物には殆ど含まれないという特徴があります。1日に必要な摂取量は極微量ですが、厳格な菜食主義者は不足しがちとなりますので注意が必要です。
・葉酸 ブロッコリー、枝豆、芽キャベツ、ほうれん草、ヒラタケ、さつまいも
・ビタミンB12 牡蠣、あさり、しじみ、鯖、焼きのり、牛乳
献血チャレンジに幾度となく失敗した私ですが、今は普段の生活で貧血を意識することは殆どありません(学生の頃から20代の頃までの方が立ち眩みなど多かった)。ですが、比重が足りないといわれる血液を改善するため、毎日、少しずつでも食事から摂取するよう心がけています。
毎日のお弁当に「ひじき煮」、朝ごはんに「納豆キムチ」、緑が恋しくなったら「ほうれん草の胡麻和え」、魚が食べたくなったら「鯖缶を使った卵とじ」、セコマの2本まとめ買いがお得な「牛乳」などなど。
いきなり「よし、1日3食、主菜・副菜付きで頑張るぞ!」と始めても、なかなか続かないのが世の常です(笑)。1日1品、鉄や葉酸等が豊富なおかずを増やしてみるなど、楽しみながら続けられることから始めてみてはいかがでしょうか。
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