今、食べ頃の食材をご紹介している旬暦(しゅんごよみ)。今月11月は「さつまいも」です。
毎週日曜日のFMくしろ76.1㎒「レッツベジたべる」放送後に、ブログへアップしていたのですが、10月に自宅安静期間があったことを機に、このまま産休&育休をいただくこととなりました。番組内できちんとご挨拶も出来ず、お休みに突入してしまい(本職と同じ状況…)周囲にご迷惑をおかけしながらの一時離脱です。
産後、状況が落ち着いたら、またラジオでも野菜&果物をはじめとした食材の魅力を発信できたらと思っています。
先月のかぼちゃに引き続き、ほっこり野菜が続きます♬
料理にもスイーツにも変身する「さつまいも」の栄養価をご紹介します。
**良品の選び方**
・見るべきポイントは、表皮の色と美しさ。表面の色にムラがなく、均一なものが美味しい。毛穴があまり目立たないもの、表面に傷の出来ていないものを選びます。
・断面の丸い輪郭にしわが寄り、ぼやけて見えるものは傷んでいるので避けます。また、蜜が浮き出て固まったものは甘い証拠。
**栄養価**
・主成分はでんぷんで、加熱によって一部が糖質に変わり甘みが増します。主食代わりになるうえに、ビタミンC、B1、B6などを豊富に含んでいます。
・栄養面で注目すべきは、なんといっても「食物繊維」。他のイモ類に比べてもその量は突出しています。大腸の働きを活性化させ、コレステロール値の急激な上昇も抑制する効果が期待できます。皮にはカルシウムがたっぷり含まれています。
**食べ合わせ**
・さつまいも + ごぼう・椎茸・人参・ほうれん草 = 風邪予防、美肌づくり、がん予防(肺、大腸がん)
・さつまいも + 蒟蒻・ひじき・もやし・林檎 = がん予防、便秘予防、肥満防止、動脈硬化予防
・さつまいも + レモン・ピーマン・小松菜 = ストレス解消、美肌づくり、食欲不振改善
さつまいもの薄い皮の下にアクが多いです。変色を防ぐため、皮つきで使う場合は3分ほど水に浸けますが、長く浸けすぎると水溶性のビタミンが流出していますので注意が必要です。
さつまいもはサラダやグラタン、シチュー、煮物、炒め物等幅広い料理に使いますが、最近で一番印象に残っているのは、自宅で作る「焼き芋」。アルミホイルに包んで、ストーブの上でじっくり熱を通して作る焼き芋の美味しさったら…正直、さつまいもを見直すくらい美味しかったです。じっくり火を通すってこんなに甘さが増すのかと。
自宅にあった2本のうち、1本はシチューに消えました(一瞬にして)。もう1本を何に化けさせようか(色々ありすぎて)悩ましい…
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