【プレママ記】授乳中のハーブティーについて

今日は朝から釧路にも雪が降りました。まだ深々と降り続いています。これは根雪になるかなー、どうかな。


さて、今日も実家暮らしの1日が始まりです。もうすっかり寒くなって、自然と温かい飲み物を飲むようになりました。あれだけ愛飲していた珈琲も飲まなくても寂しくなくなり(家族と楽しむ時や美味しいスイーツがある時には度々飲んでいます)、他に買っていたハーブティーも子宮収縮作用があるため控えていました。白湯か青汁かホットミルク(混ぜて青汁ミルクもあり。)か…なんてことを続けていたのですが、先日、久々に友人に会った時に「ラズベリーリーフ」のハーブティーを頂きました。私も飲むのは今回が初めて。安産のハーブとも呼ばれ、臨月に入ってから飲むとお産の進みが良くなると言われています(子宮の収縮を促すため、妊娠初期~中期は厳禁とのこと)。毎日、1パックずつ大切に頂いています。


すっかりハーブティ欲求が増してしまい、今後、飲めるハーブティーを勉強してみることに。まだ避ける必要があるものはありますが、授乳を促す効果のあるハーブもたくさんありました♬


◆授乳期間中におすすめのハーブティーと効能

*フェンネル

 フェンネルの果実はヨーロッパでは古くから母乳の分泌を助けると言われています。果実や葉は魚との相性が良く、風味付けとして料理にも使用されています。また、子どもの呼吸器の状態を整えるハーブとしても知られています。

*ネトル

 ネトルは母乳の出を良くすると考えられているほか、ぜんそくや花粉症などのアレルギー症状を和らげるといわれるハーブです。ビタミンや鉄分、カルシウムなど、産後のママに不足しがちな栄養素を含み血流改善に効果があると言われています。

*たんぽぽ

 たんぽぽは、母乳の分泌を促すハーブとして古くから使用されてきました。根と葉で効能が異なり、症状に応じて使い分けられています。たんぽぽの葉は関節炎やむくみの改善として使用され、根は冷え性改善、便秘解消、リラックス効果があるといわれています。たんぽぽの根を炒ったものはコーヒーに似た香りがするため、タンポポコーヒーという名前で知られコーヒーの代用品として世界中で愛飲されています。

*フェヌグリーク

 フェヌグリークは世界各国の伝統医学で使われているハーブです。エジプト医学では出産準備に使われていたという記録もあるようです。血糖やコレステロールを下げる効果が期待できるとされています。栄養補給や催乳の効果もあるといわれており、母乳の分泌を促すハーブとして有名です。

*レモングラス

 レモングラスは名前のとおりレモンの爽やかな香りが特徴のハーブで、エスニック料理にもよく使われています。昔から母乳の出を促すと考えられてきました。ほかにも、胃もたれや消化不良、下痢止めとして効果が期待できると言われています。疲労回復作用もあるので、育児で疲れた時にレモングラスティーで一息つくにも〇。


 反対に、授乳中に避けたほうが良いハーブもあります。母乳の分泌を抑制する作用があるセージ、ペパーミント、タイムや女性ホルモンに影響する作用があるチェストツリーなどです。


 ハーブと一言で言っても、種類によって作用が全く異なるため、なかなか判断に難しいものがありますね…判断に迷うものがあれば、調べてから飲むことが安心と言えそうです。

nami's Vege-Fru life

野菜と果物とおいしいもの。 大切な人の健康を守る、毎日のほんの少しの積み重ね。 北海道釧路で活動するベジフルビューティーアドバイザーnamiより食材の栄養素やレシピ紹介、日々の出来事などを綴っています。

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