私がこのことを知ったのは、とある1冊の本からでした。
その後、雑誌やテレビで度々見かけるようになり、仕事で面会した釧路市内の小学校の教頭先生や偶然ホテルのエレベータで一緒になったスーツ姿の男性が、この「SDGs」のバッチを付けていることに気付きました。
SDGs(エス・ディー・ジーズ)とは、2030年に向けて世界が合意した「持続可能な開発目標」のことです。
17項目の目標とそれを達成するための169の具体的な目標や手段が掲げられていて、2015年9月に国連総会で採択されました。
なかなかグローバルな目標でピンとこない分野もありますが、大きく分けると経済・社会・環境・健康に分けられ、今を生きる人の人権だけではなく、100年後、200年後の人たちが地球に暮らせるようにしようといった理念も提言されています。
地球の温暖化が進んで将来が心配だな。食品ロスを減らして、本当に必要としている人たちに届かないだろうか。最近、テイクアウトが増えたけれど、プラスチックゴミが増えすぎて資源の無駄遣いに感じる…とぽわんと日常感じていたことが、まさにこの目標に盛り込まれていました。
2019年SDGsインデックスで日本は全162か国中のランキング15位。100点満点中78.9点です。(「サステナブルディベロップメントレポート2019」より)。
17項目の課題ごとに点数がつけられていますが、その中で「②飢餓をゼロに」の項目が68.0点だったことに少なからず衝撃を受けました。
自分の今年の目標に「SDGsを日常に取り入れる」と掲げたため、ささやかなことですが具体的な取り組みを考えてみました。
・マイバックを持参する(実践済)
・23時には寝るようにする(節電と健康のため!)
・印刷する前に誤字脱字のチェックをしっかりと(印刷してからチェックしてた…)
・パンフレットやビラ等、すぐ捨てるならもらわない(こういうことに、折角なので…と思わない)。
・買い物は地元で購入する頻度を増やす(地元の雇用が守られ、運送コストも減らせる)
まずは、5つくらいから。習慣になってきたら、少しずつ増やそうと思います。
後世のために何をしていいか分からなかったことが、個人でも取り組める具体的な行動を知ることができました。
国連広報センターが掲載する「持続可能な社会のためにナマケモノにもできるアクション・ガイド」が考えるヒントに。関心のある方は、一度ご覧になってみてください。
https://www.unic.or.jp/news_press/features_backgrounders/24082/
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