地元釧路市にあるラジオ局「FMくしろ 76.1MHz」で毎週日曜日に「レッツベジたべる!」のコーナーを担当しています。
10/8(日)にご紹介した野菜は「かぼちゃ」。
かぼちゃなら何でも好き♬
グラタン・シチュー・天ぷら・チーズケーキ・パイ・プリン・お汁粉…とにかく何でも好きで、私の手が黄色い原因は、よく「南瓜の食べすぎじゃない?」と言われたほどです。
**良品の選び方**
・実から水分が抜け、粉質に変わったものが食べごろ。外見で見分けるには、ヘタを見ます。ヘタがコルク状で、周りがへこんでいるものは、中まで乾燥している証拠。ヘタの切り口が十円玉大で、全体が左右対称に肥大しているものを選びましょう。
・カットしてあるものは、果肉の色が濃く、身が締まっているものを。種がふっくらと厚く膨らんでいるものは完熟していて、味が良いとされています。
**栄養価**
・「冬至にかぼちゃを食べると長生きする」と言われるように、かぼちゃはビタミンEなどの栄養素を豊富に含み、血行を促進し体を温める効果や、ホルモン調整機能による肩こりなどの更年期障害の症状を緩和する効果があります。
*免疫力を高め、肌や目の健康を保つカロテンや、カリウム、ビタミンB1、B2のほか、鉄分なども豊富に含まれています。赤い色素のカロテンは脂溶性のため、脂質と一緒に摂ると吸収率がUPします。油炒めのほか、ドレッシングやマヨネーズとの組み合わせが◎
**食べ合わせ**
・かぼちゃ+牡蠣・ホタテ・牛肉=認知症予防、貧血予防、味覚障害予防
・かぼちゃ+削り節・湯葉・カツオ=スタミナ増強、健脳効果
・かぼちゃ+あずき・茄子・お茶=心臓病予防、動脈硬化予防
かぼちゃは、丸ごとなら2~3カ月は常温で保存できますが、カットしたものはワタの部分から傷んでくるため、種とワタを取り除き、断面をラップで包み冷蔵で保存してください。
ほどんどの野菜が、新鮮なほど(採りたてなほど)栄養価が一番高いのですが、かぼちゃは熟すほど栄養価や甘みが増す野菜です。
私が小学生だった頃、友達のお家に遊びに行った時、かぼちゃ入りのお汁粉を始めて頂きました。当時の私は、お汁粉の甘さとかぼちゃの甘さの組み合わせに衝撃を受けたらしく、食べきれず残してしまった記憶があります(何てもったいない…涙)。今では大好きな食べ物の一つなのに、あの頃、残してしまった申し訳なさが今でも記憶が残る、そんなエピソードがあるお野菜です。
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