11月で妊娠9カ月目になりました。妊娠が分かった頃は、「どんな食事を摂ればよい?」「食べたほうが良い食材、避けたほうが良い食材ってある?」など気になることが多く、一気に本を読み漁りました。食中毒による流産や早産のリスクを避けるため、生ものであるお寿司や非加熱チーズがNGであることにショックを受けました…。リスク軽減なので、絶対食べてはダメということではないのですが、ここまで我慢したので、最後までやり遂げようと思います。
お腹の赤ちゃんは、お母さんが食べた物の栄養で大きくなっていきます。赤ちゃんが健康に育つよう、普段の食事以上に積極的に摂取した方が良い栄養素があります。また、お母さん自身が高血圧や糖尿病にならないように気を付けることも必要なため、特に欠かせない5つの栄養素をご紹介します。
★たんぱく質
肉・魚・卵・大豆などに多く含まれます。偏ると脂質の摂りすぎにも繋がるため、植物性と動物性のバランスに留意し、様々な種類の食材から摂取することが大切です。胎児の筋肉や血液、皮膚、骨などの基礎となる栄養素であり、母体に対しても、出産に向けて必要な子宮、胎盤の成長やおっぱいにも不可欠です。
食品:ゆで卵、茹でささみ、しらす干し、魚肉ソーセージ、きな粉、納豆
★鉄分
妊娠中は血液の循環量が増える上に、胎児の分まで血液を作らなくてはなりません。分娩時の出血の備えや貧血予防にも不可欠です。動物性で吸収率の高い「ヘム鉄」と卵、乳製品、野菜、豆に含まれる「非ヘム鉄」があります。非ヘム鉄は、たんぱく質やビタミンCと一緒に摂ると吸収率が上がるため、上手に摂り分けましょう。
食品:豚肉レバー、あさり水煮缶、しじみ、納豆、小松菜
★カルシウム
赤ちゃんの歯のもとになる歯胚や、骨・筋肉を生成するために不可欠です。特に中期以降に母体から吸収されるため、不足しないように意識的に摂る必要があります。普段の豆乳から牛乳に置き換え、今は「青汁ミルク」が定番のおうちcafeドリンクになっています(抹茶ミルクみたいで美味しい!)。
食品:プロセスチーズ、ヨーグルト、牛乳、がんもどき、桜えび、煮干し
★葉酸
ビタミンB群の一種で、赤ちゃんの細胞分裂や成長を促進します。新生児の神経管閉鎖障害の発生率が低下するため、妊娠が分かる前から摂取することが推奨されています。毎日の食事で賄えることが理想ですが、尿などで排泄されてしまうため、一定量を継続して摂取する必要があり、私はサプリメントと併用して(産婦人科の先生からサプリメントの摂取を勧められました)、葉酸が豊富な食材からの摂取に心がけました。
食品:ゆで枝豆、アボカド、ほうれん草、ブロッコリー、アスパラガス、苺
★食物繊維
妊娠中はホルモンバランスの変化により腸が圧迫されて便秘を引き起こしになります。腸の中の老廃物を排泄する食物繊維は、水分と一緒に摂り入れることが大切!マイナートラブルを起こしやすい妊娠期に、少しでも快適に過ごせるよう腸内環境は整えておきましょう。
食品:納豆、アーモンド、おから、ごぼう、ブロッコリー、サツマイモ
体調によって料理が出来ない日もあったりで、あまり神経質にならないようにしましたが、元々大好きな「納豆」は続けやすかったです♬腸内環境を整える目的で、バナナ+ヨーグルトも朝の定番。サラダは量もあまり食べれず、体も冷やしがちになるため、冷蔵庫にある野菜やお肉を使ってスープで摂ることも継続しやすかったです(次の日の分も作っておける!)。
毎日のスイーツ習慣は止められそうにないのですが…せめて、食事は出来る範囲で必要な栄養素を積極的に摂取できるよう頑張ろうと思います!
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