社会人から一時離脱し(現在、育休中)、早くも1年9カ月が経ちました。
ブログも長らく更新していませんでしたが、出産・育児に合わせてお休みをいただいていたFMくしろさんでの番組を再開するにあたり、ブログも更新することにしました。
本業(育児)を疎かにしない範囲で、ベジフル活動を続けていけたらと思っています。
さて、お世話になっているFMくしろさんの番組ですが、
以前は毎週日曜日に放送していたものを、月2回(日曜日の14時から)に変更となりました。
令和7年6月は、15日と29日の14時からの放送です。
令和7年7月以降は、毎週第2、最終日曜日の14時からお送りします(7月は13日と27日です)。
再開後、最初の15日の放送では野菜の栄養についてのお話です。
今月6月に紹介する野菜は、ビタミンCたっぷりの「ピーマン」です!
【良品の選び方】
*見た目に張り、ツヤがあるもの。また、緑が色濃く均一なものが良品。色が濃い方が味も濃いためおすすめです。収穫してから時間が経つと水分量が減って弾力性が失われ、しわが出来てきます。
*ヘタの切り口がみずみずしいものが鮮度が良いです。日が経っていると、ヘタから鮮度が落ちるので、茶褐色になっているものは避けましょう。
【保存方法】
(冷蔵保存)乾燥や蒸れが抑えられるよう、キッチンペーパーでひとつずつ包んでポリ袋に入れて口をゆるく閉じるか、個別にラップで包んでから冷蔵庫へ。1週間から10日ほど日持ちします。
(冷凍保存)へた、種、わたを取り除き、洗ったピーマンの水気をしっかり拭き取り、使いやすい切り方にカットします。ジッパー付きの保存袋に入れて冷凍庫へ。冷凍庫ににおいがつきやすいので、1ヵ月程度で食べ切りましょう。
※水分を残した状態で冷凍させると霜が付き、調理するときに水っぽくなりがち。特に油を使う料理は油がはねやすく危ないので、キッチンペーパーなどでしっかり取り除いてください。
【栄養価】
*栄養価の高い野菜で、特に豊富なのは「ビタミンC」!ビタミンCは、コラーゲンの合成にかかわるビタミンで、ストレスから体を守る働きが。活性酸素を除去する抗酸化作用があり、動脈硬化予防にも効果が期待できます。また、皮膚のシミやしわを防ぎ、傷の炎症の治りを良くする効果があり、粘膜を強くして健康に保つ効果があることから風邪予防の効果も期待できます。ピーマンに含まれるビタミンCは熱に強いのが特徴。美容ビタミンと言われるビタミンB2を含むきのこ類や卵と組み合わせると、美肌や老化防止などの効果がアップ。
*免疫力を高めるカロテンも豊富で、油で調理すると吸収されやすくなります。独特の匂いのもとのピラジンには、血液をサラサラにして血栓や血液凝固を防ぐ効果があり、脳梗塞や心筋梗塞の予防にも効果があります。
*体内の余分な塩分を排泄する効果があるカリウムが含まれ、むくみ防止や高血圧予防に役立ちます。
【調理ポイント】
*油で調理する
抗酸化作用の強いβーカロテンは脂質と一緒に食べることで体内への吸収率が高くなります。炒め物や揚げ物など油を使う料理や、ごま油やオリーブオイル、ツナのオイル漬けなどで和える調理に向いています。
*繊維に沿って切る
ピーマンの線維はヘタからおしりに向かって縦方向に並んでいます。栄養を逃さないようにするなら、繊維に沿って縦に切るのがおすすめです。繊維を断ち切るように切ると栄養素は流れ出やすくなりますが、やわらかく調理することが出来るため、離乳食や幼児食、やわらかい食材を好む方に向いています。
ピーマン。私も幼い頃は苦手な野菜の一つでした。最近のピーマンは、本当に苦みも減り食べやすくなりました。生で食べても甘みを感じるほど。私の1歳の子どもは、豚肉と卵、舞茸を合わせた和風あんかけやチキンライスに入れてモリモリ食べています。最近では、1回の食事でピーマン1個分食べられるように。
夏の紫外線対策…子どものあんよ(足)が以前より色が濃くなってきて、「あれ。外出時には靴下履いてるのになぜ足だけ?」と思っていたら、おそらく家の中で焼けたのかと。いつかは丸焦げになることもあるだろうけれど、まだ早い!と慌てて日焼け止めを塗るようになりました。私も外出時に日傘をさせなくなったので、日焼け止めや帽子など他の方法で対策するように。合わせて、日常の食事から「ビタミンC」をたっぷり摂取して、シミの原因となる紫外線ダメージを軽減させたいものです。
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