私の好きな食材に「納豆」があります。雑誌などに妊娠中におすすめの食材として紹介されていたため、喜んで週3~4回は食べ続けていました。ひきわりより断然「中粒~大粒」で、ごろごろ豆感を感じながら食べるのが好き。
実家に戻っているここ数週間、何も言わずとも「白ごはん」が添えられるようになりました(実家暮らしの時には、お米はさほど食べていなかったのですが)。ここ暫くのルーティンは、白ごはんに「納豆」か「はちみつ梅」か「磯くるみ」のいずれかです。
お腹の調子を整えてくれる発酵食品ということもあって、継続して摂取していますが、改めて納豆の優秀さをご紹介したいと思います♬
納豆には葉酸や鉄分、たんぱく質など、妊娠中に不足しがちな栄養素が豊富に含まれており、摂取量は1日1パック程度が推奨されています。
妊娠中に摂取したい重要な栄養素としては、主に葉酸・鉄・たんぱく質・カルシウム・食物繊維の5つがあげられますが、納豆にはこれら全ての栄養素が含まれています。
◆たんぱく質や食物繊維などの5大栄養素
納豆には食物繊維やたんぱく質など6大栄養素がバランスよく含まれているため、効率的に色々な栄養素を摂取できます。6大栄養素のうち、たんぱく質は赤ちゃんの体をつくるのに重要な栄養素です。納豆に含まれる大豆たんぱくは必須アミノ酸のバランスが良く、加えて高たんぱく低カロリーと、妊娠中にはかなり優秀なたんぱく源となります。また納豆に含まれる食物繊維や納豆菌はお腹の調子を調え、便秘になりやすい妊娠中の強い味方となります。
◆鉄分
納豆には、鉄分も含まれます。
妊娠中は3人に1人が貧血になるともいわれており、積極的な鉄分摂取が推奨されています。妊婦が貧血状態だと、早産や低出生体重児のリスクが高まるともいわれていますので、妊娠初期から鉄分をとることが重要です。鉄が不足して、貧血になると、疲労感や息切れ、頭痛などの症状が現れる原因ともなります。
◆葉酸
葉酸は、赤ちゃんの脳や脊髄が形成されていく妊娠初期(妊娠2~3か月頃)に特に重要とされる栄養素です。
1日に葉酸を0.4㎎以上摂ることで、神経管の先天異常のリスクを減らせると言われていますが、納豆1パックには約0.06㎎の葉酸が含まれています。
◆カルシウム
カルシウムは、赤ちゃんの骨や歯の形成やママの骨粗鬆症予防のためにも重要な栄養素。納豆には、骨へのカルシウム定着を促すビタミンKや、カルシウムの吸収に必須のマグネシウムなども含まれており、カルシウムを効率的に摂取可能です。アルコールの摂り過ぎや喫煙でカルシウムの吸収を妨げるため、骨粗鬆症予防のためにも積極的に摂取したい食品です。
◆イソフラボンとナットウキナーゼ
イソフラボンとナットウキナーゼは、納豆特有の栄養素。
イソフラボンは、女性ホルモンのエストロゲンに似た働きをすることが知られています。エストロゲンと同じように骨の中からカルシウムが溶け出すのを防ぐ効果があるとされ、骨粗鬆症予防に役立つといわれています。他にも、更年期症状の緩和や、動脈硬化、冷え性の予防・改善に有効です。
ナットウキナーゼは、血栓のもととなるたんぱく質を分解する働きがあり、血圧を下げる作用や血行促進に役立つといわれています。熱に弱いため、加熱しない方が効率的に摂取できます。
他にも、脂質の代謝を助ける「サポニン」やコレステロール値低下をサポートする「レシチン」、脂質をエネルギーに変える「ビタミンB2」、健康な心をつくる「トリプトファン」まど様々な栄養素を含んでいます。
何かとお祝い事の定番だった生寿司、実家ではとりわけ「なごやか亭」のお寿司をテイクアウトするのですが、この時期(妊娠中)、私は生寿司NG。ということで、普段セレクトしない生ものを使っていないお寿司を食べていたのですが、その中でも「柚子いなり」と納豆とたくあんのロール寿司(正しい名前失念…)がお気に入りとなりました♬
案外、家族が生寿司を食べていても、それほどストレスなく生ものを避けれていたのが救いでした。あれだけ毎日飲んでいたコーヒーもぴたりと止まり、人間、意外と止める理由がある時には止められるものだと感心してしまいました。笑
火を通してしまいますが、朝の定番、納豆オムレツも美味です♬
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