旬暦8月は「ゴーヤ」~栄養価~


地元釧路市にあるラジオ局「FMくしろ 76.1MHz」で毎週日曜日に「レッツベジたべる!」のコーナーを担当しています。

8/6(日)にご紹介した野菜は「ゴーヤ」。

いつの頃からか、ゴーヤが大好きになりました。初めて食べた料理は、ゴーヤ料理の代表「ゴーヤチャンプルー」。スーパーなどに売っているお惣菜だったと思いますが、すっかりハマってしまって自分でゴーヤを買っては作ってみたものの、苦みが残りすぎて、何度も下処理を繰り返したことを覚えています。今では、その下処理も確立しました!笑

夫とお付き合いをしていた頃、初めてお弁当を作った時の一品にゴーヤチャンプルーを持っていきました。後に、「初めてのお弁当がゴーヤチャンプルーだったのはびっくりした」と言われることになりますが…お肉も豆腐も卵も入っているし、いいじゃないか!!

そんな、夏が旬のゴーヤをご紹介します。

**良品の選び方**

・全体的に青々と色が濃いもので皮にハリがあり、枯れがなく、黄色く変色していないもの。

・同じくらいの大きさのものは、より重いものを選びます。

・全体的に太さが均一で、ずんどう型、端の部分が細く尖っているもの。イボはツヤがあり、密集しているものを選びましょう。


**栄養価**

・ゴーヤの特徴であるこの苦みは、「モモルデシン」という成分で、胃液の分泌を促進して食欲を増進させるほか、肝機能を高め、血糖値を下げる効果が期待できます。

・ビタミンC、カリウム、カルシウム、マグネシウムなども豊富。ゴーヤに豊富に含まれているビタミンCは加熱しても壊れにくいため、炒め物にもぴったり。

・たんぱく質の一種、「モモジン」という成分には血圧降下や免疫力を強める効果があるため、オレイン酸の多いオリーブ油と合わせると、がん予防効果がより高まります。


**食べ合わせ**

・ゴーヤ  + サーモン・ウナギ = 老化防止・美肌作り・スタミナアップ

・ゴーヤ + 大豆 = 利尿作用・美肌作り・肝臓病予防


ゴーヤの苦みは水溶性。塩揉みした後、さっと熱湯をかけると苦みが抜けます。種とワタは苦みが強いのでスプーンなどで取り除きます。私は、塩揉みの時に、塩と一緒にてんさい糖も少し加えて一緒に揉みます。数分時間を置いた後、サッと茹でて水気を切って調理すると、苦みが丁度よくて、下処理はこの方法で安定しました。下茹での時に火が通りすぎると、ゴーヤの食感がなくなってしまうため気を付けたいところ。



nami's Vege-Fru life

野菜と果物とおいしいもの。 大切な人の健康を守る、毎日のほんの少しの積み重ね。 北海道釧路で活動するベジフルビューティーアドバイザーnamiより食材の栄養素やレシピ紹介、日々の出来事などを綴っています。

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