【栄養価】おうち栄養学「コーヒー」(FMくしろR7.6放送分)

毎日、かかさず飲んでいるもの。「水」「麦茶」、そして「コーヒー」!


私にとってコーヒーは毎日の体調のバロメーター。少しばかり熱が出ていても、コーヒーが美味しく飲める日は食欲もあるし、出勤も出来る(コロナ以降は、万が一があるので無理はしませんが)。反対に、コーヒーを飲みたくないと感じる日は何一つ手がつかないほど怠かったりします。

そんな、私の毎日に欠かすことのできない「コーヒー」の栄養についてご紹介します♬


◆コーヒーの健康効果(※全日本コーヒー協会HP参照) 

*死亡リスクを低下させる 

 国立がん研究センターの研究結果によると、コーヒーを1日3~4杯飲む人の死亡リスクは、殆ど飲まない人に比べ24%低いことが分かっています。 

*がんを予防する 

 1981年に日本人の死因第1位となったがん。コーヒーの成分が、肝がんの浸潤を抑制する、乳がんの治療薬の治療効果が改善されるなどの研究報告が注目されています。 

*循環器系に作用する 

 心筋梗塞や、脳内血栓、くも膜下出血などの脳血管疾患を引き起こす原因となる血栓を作りにくくする、溶かすなどの作用があるカフェインやポリフェノール(クロロゲン酸)を含みます。 

*認知機能・学習能力を高める 

 加齢による認知機能の衰えや認知症の発症を抑える一つの方法としてコーヒーを飲むことがリスク回避に繋がるとの研究があり、コーヒーによる神経細胞の疾病発症を予防する研究が進められています。また、香りから生まれる「癒し」と「集中力」は実感する方も多いはず。 

*抗酸化力を活性化し、アンチエイジングに役立つ 

 体が酸化すると血管の老化が進み、生活習慣病を招き重篤な疾病に繋がりやすくなります。コーヒーに含まれるポリフェノールには抗酸化作用があり、老化の原因とされる活性酸素の働きを抑えると注目されています。


◆コーヒーを健康に楽しむためのワンポイント

*砂糖の過剰摂取に繋がるため、「無糖のコーヒー」を好きになろう!

 無糖のコーヒーと一緒に、美味しいスイーツを合わせることがマイルール。甘いものを食べないことは私にとって苦行なので、せめて飲み物からは砂糖を摂取しないようにしています。

 ※一般的な缶コーヒー(190ml)で角砂糖3個分相当(13.5g)。WHOが推奨する1日の砂糖摂取量(平均的な成人)である約25gの約半分!! 

*カフェインの覚醒作用が気になる方は、寝る4~8時間前までに飲もう。

 毎日、夜にコーヒーを飲んでいた頃は気が付きませんでしたが、妊娠中、コーヒーを念のため控え、授乳を止めた頃から再度飲み始めた時の寝つきの悪さに驚きました。今は、寝る前の摂取は控え、睡眠時間をしっかり確保するように心がけています。

*妊娠中、授乳中の方はカフェインの過剰摂取に注意。

 妊娠中、授乳中はカフェインを控えることが推奨されており、珈琲はマグカップ2杯程度までとされています(ノンカフェインやデカフェは安心♪ポリフェノールも含まれています)。過剰摂取は流産や胎児の成長への影響(低体重のリスク)や鉄分の吸収を阻害する可能性があります。


私は、毎日コーヒーを飲みたいため、手頃な価格で自分が美味しいと思う珈琲豆を探すことが好きです。豆を自宅で挽いて淹れるコーヒータイムは格別♬一杯につき豆10g~12gを使いますが、100gあたり500円以下を購入の目安にしています。ふるさと納税でまとめて入手したり、楽天市場でお試し価格(例えば、豆400gで1,280円)の商品を選んでみたり。一日一杯数十円なら続けやすい!

一方で、自分の好みを伝えて、店頭でお店の方に選んでもらう贅沢もいいかなと、近場で美味しいコーヒー豆屋さんを探索中です♬味の違いが分かる訳では全くないのですが、なぜか豆の種類を選ぶ時、「モカ」を選んでしまうのは何故だろう…。

nami's Vege-Fru life

野菜と果物とおいしいもの。 大切な人の健康を守る、毎日のほんの少しの積み重ね。 北海道釧路で活動するベジフルビューティーアドバイザーnamiより食材の栄養素やレシピ紹介、日々の出来事などを綴っています。

0コメント

  • 1000 / 1000